『メンタルヘルスの基礎知識』に関する◯✕練習問題になります。
本記事の問題はメンタルヘルス・マネジメント検定のⅡ種ラインケアコースの試験対策用に作っています。
全過去問の傾向などを参考にしています。今後随時更新予定です。
ぱるこ
それでは、〇×問題いってみよー!
目次
メンタルヘルスの基礎知識の試験対策◯✕練習問題
問1
ストレス要因に関して「対人関係の問題」としてはハラスメントなどがある。
〇:ハラスメントにはパワハラ、セクハラ、マタハラなどが含まれる。
問2
職業性ストレスモデルによれば急性ストレス反応が長期にわたって持続し、個人のストレス耐性を超えた時に何らかの健康障害が発生するとされている。
〇:米国立労働安全衛生研究所によって提唱されている職業性ストレスモデルの考え方である。
問3
ストレス状態ではコルチゾールなどが生産されるがコルチゾールは糖の産生の促進、免疫抑制、胃酸促進の促進作用がある。
〇:ストレス状態ではコルチゾールのほかにアドレナリンやノルアドレナリンなども産生される。
問4
ストレッサーに直面した時に生じる感情は、主に脳内のノルアドレナリン、ドーパミン、コルチゾールなどの神経伝達物質によって引き起こされる。
×:「コルチゾール」ではなく「セロトニン」。神経伝達物質の産生・伝達がうまくいかなくなると、うつ病や不安障害などのメンタル不調が引き起こされる。
問5
自律神経系の中枢は視床下部にあり、強いストレスを感じると交感神経系が優位になり、アドレナリンが副腎髄質からノルアドレナリンが交感神経末端から、それぞれ血中に放出される。
〇:自律神経には交感神経系と副交感神経系があり、身体諸器官はこの両方の支配を受けている。
問6
負担を引き起こすストレッサーに直面すると、これらの情報は感情の中枢である大脳辺縁系に伝達され、不安、怒り、悲しみなどの感情を引き起こす。
〇:まず大脳皮質で認知、評価されます。その後大脳辺縁系に伝達される。
問7
ストレス時の反応として初期には感情面では不安、イライラが起こりやすく、心身の状態としては、疲労蓄積、適応障害など挙げられる。
×:疲労蓄積、適応障害は疲憊期の症状である。
問8
ストレス反応が長く続き、疲憊期に入ると抗うつ感が出現するとともに判断力も低下する。
〇:併せて、慢性睡眠障害や高血圧症などが発生することもある。
問9
ストレス反応はストレッサーの強さではなく持続によってのみ異なるとされる。
×:強さ、持続のほかに「時期や個人的要因、緩衝要因」によって異なってくる。
問10
メンタルヘルス不調に関係があるのは心理社会的ストレッサーであり、職場や家庭などにおける立場や責任、役割に伴うストレッサーなどが含まれる。
〇:他には、親しい人の死などの出来事も心理社会的ストレッサーに含まれる。
関連ページ
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